すごく大きな数を天文学的数字といいますが、いったいどのくらい大きいのでしょうか。天文学で使う距離の単位に光年があります。聞いたことのある人もいることと思います。
では、1 光年は何 km になるのでしょうか。光が 1 年で進む距離ですので、答えは、
300,000 × 60 × 60 × 365 = 394,200,000,000 km
となります。ちょっと目がくらみそうですね。
天文学では、いろいろな距離を扱いますので単位もいろいろなものが使われています。キロメートル、天文単位、光年、パーセクなどです。天文単位は一般にはなじみがありませんが、太陽系の中の距離をあらわすのによく使われます。
1 天文単位は地球から太陽までの平均距離で約 1 億 5 千万キロメートルになります。宇宙のはてまで、約 200 億光年といわれています。この距離以上のものは存在しませんのでこのくらいの単位があれば不自由しないことになります。
では、重さについてはどうでしょうか。重さの単位は、天文でもグラムしかありません。理由は私も知りませんが、いい基準がなかったのではと思います。ただ、単位があったとしても大変な数字になったと思いますが・・・。
たとえば、太陽の重さは、2 × 10 の 33 乗グラムですので数字にすると
2,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000 g
となります。ひとつの銀河が 5000 億 〜 1 兆個の星の集まりとすると・・・宇宙全体の重さは、ちょっと気が遠くなりそうです。実際には、ダークマターとよばれる星間物質が宇宙の重さのかなりの部分をしめているのですが、その量がわからないため、宇宙全体の重さはわかっ
ていません。
ところで、星の数ほど、とよく言いますが、実際に目で見える星はどのくらいあるのでしょうか?
天の川がよく見えるような星空でも、3 千個くらいなのです。ふつうの星空ではせいぜい 500 個程度です。意外と少ないですね。 |